既にドコモ光を契約している人がNURO光へ契約を乗り換え(切り替え)ようと検討している人も多くいるようです。NURO光はドコモ光よりもサービス提供エリアが狭いですが、人気があるインターネット接続サービスの1つです。

※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ドコモ光からNURO光へ乗り換える理由とは
現在契約中のNTT docomoが提供する「ドコモ光」から、ソネットが提供する「NURO光」へ乗り換える人がいます。NURO光はドコモ光よりも提供エリアが狭いのにも関わらず、何故乗り換えようと思っている人がいるでしょうか。
具体的な乗り換え方法をご紹介する前に、ドコモ光からNURO光へ乗り換える理由として多い2つの理由をご紹介したいと思います。
【理由】NURO光の方が速度が速いから
ドコモ光からNURO光へ乗り換えを検討している理由として最も多いのが「速度」です。
ドコモ光よりもNURO光の方が最大通信速度が速いので、インターネットの速度を少しでも速くした人がNURO光へ乗り換えを検討しているようです。
以下は、ドコモ光とNURO光の「契約プラン」「最大通信速度」「月額料金」を比較したものです。
サービス名 | プラン | 最大 通信速度 | 月額料金 |
---|---|---|---|
NURO光 | NURO光 G2Vプラン | 2Gbps (2000Mbps) | 5,217円 |
NURO光 6Gsプラン | 6Gbps (6000Mbps) | 5,767円 | |
NURO光 10Gsプラン | 10Gbps (10000Mbps) | 6,317円 | |
ドコモ光 | 2年定期 契約プラン | 1Gbps (1000Mbps) | 集合住宅の場合 4,400円 戸建住宅の場合 5,720円 |
参照:料金プラン詳細、NURO 光 10Gs・6Gs、料金プラン
上記では、NURO光の代表的な契約プランを3つご紹介しています。NURO光の一般的なプラン「G2Vプラン」でも最大通信速度は2Gbpsです。ドコモ光の最大通信速度は1Gbpsなので、NURO光の方が2倍の最大通信速度です。
また、「NURO光」は、ドコモ光の月額料金と差ほど変わらない料金で、最大通信速度が「6Gbps」や「10Gbps」というプランもあり、ドコモ光よりも6倍・10倍の最大通信速度です。

【理由】SoftBankスマホを契約しているから
NTT docomoの携帯・スマホ契約からSoftBankの携帯・スマホ契約へ乗り換えた人が、自宅のインターネット回線もドコモ光からNURO光へ乗り換える人もいるようです。
SoftBankユーザーは、ソフトバンク光を契約すると「おうち割 光セット」という割引が適用可能です。しかし、実はSoftBankユーザーが「NURO光」を契約しても「おうち割 光セット」を適用可能なのです。

その為、SoftBankユーザーは「ソフトバンク光」ではなく、インターネットの速度が速い「NURO光」を契約する人が多くいるのです。

ドコモ光からNURO光へ乗り換える際の5つの注意点
上記でご紹介した理由などでドコモ光からNURO光へ乗り換える人がいます。ドコモ光からNURO光へ乗り換える方法をご紹介する前に乗り換え前に知っておくべき注意点がいくつかあります。
そこでここからは、契約中の「ドコモ光」から新規契約して「NURO光」へ乗り換える際に、最低限知っておくべき5つの注意点をご紹介します。
【注意点1】NURO光の開通前にドコモ光を解約してはいけない
NURO光の乗り換えが(開通が)完了する前にドコモ光を解約しない方が良いでしょう。
NURO光でインターネットが出来るようになる前にドコモ光を解約してしまうとインターネットに接続できない期間が生まれてしまいます。その為、NURO光が開通する前にドコモ光を解約しない方が賢明です。
また、NURO光の開通工事が出来ない(利用できない)建物の可能性もありますし、NURO光の提供エリア外の可能性もあります。その為、NURO光の契約申込後にすぐドコモ光を解約するのも避けましょう。

【注意点2】ドコモ光のプロバイダは利用できない
ドコモ光のプロバイダは全部で24社あります。その為、ドコモ光を契約中の人は、この24社の中から1社のプロバイダを利用しています。
その為、ドコモ光で利用していたプロバイダは継続利用できません。
例えば、ドコモ光でプロバイダ「ビッグローブ」を利用していたとします。NURO光はプロバイダ「ソネット」限定のサービスなので、ドコモ光で利用していたプロバイダ「ビッグローブ」はNURO光では利用不可なのです。
ドコモ光で利用しているプロバイダが提供している様々なオプションサービスを契約している人は、NURO光へ乗り換える事で、ドコモ光で利用するプロバイダのオプションサービスは使えなくなります。(メールアドレスなど)

【注意点3】ドコモ光の光電話で利用する電話番号はアナログ戻し
NURO光へ乗り換え前の契約しているドコモ光で固定電話サービス「光電話」を利用している人は電話番号が引き継げない可能性もあります。
ドコモ光の光電話で利用する電話番号をNURO光の光電話でも利用可能な場合、「アナログ戻し」という手続きが必要となります。アナログ戻しという手続きのイメージは以下です。

ドコモ光で利用していた電話番号を一旦NTT一般加入電話で利用できるように手続きをします。この手続きを「アナログ戻し」と呼んでします。そして、電話番号をNURO光の光電話で利用できるように「乗せ換える」というイメージです。

【注意点4】ドコモ光の解約金支払いが必要な場合がある
ドコモ光からNURO光へ契約を乗り換える場合、当然ですがドコモ光の契約は不要となるので解約します。このドコモ光の解約には契約内容や解約する時期によっては解約金(違約金)の支払いが必要です。
ドコモ光の解約金は以下です。
マンションタイプの 解約金 | 戸建てタイプの 解約金 |
---|---|
8,800円 | 14,300円 |
参照:料金プラン
ドコモ光を2年定期契約している場合、マンションタイプの解約金は8,800円、戸建タイプの解約金は14,300円です。
但し、ドコモ光の「契約更新月」に解約する場合は解約金が不要です。

➡ドコモ光の更新月はいつ?契約前に自動更新や更新月の事を確認し理解しておこう!
【注意点5】ドコモ光の工事費分割の残債がある場合は一括支払い
ドコモ光を新規契約した人は工事業者が来て自宅で開通工事を実施した記憶があると思います。このドコモ光の開通工事費は基本的に契約者が「一括」か「分割」で支払います。
NURO光へ乗り換えに伴うドコモ光の解約の際、この工事費の「分割支払い」が終わっていない場合、残債を一括で支払う必要があります。
ドコモ光の開通工事費を「分割」で支払う場合には、12回・24回・36回・48回・60回の分割回数を選ぶ事が可能となっています。
ドコモ光の開通工事費を分割で支払う場合の支払い額は以下です。
「戸建住宅」のドコモ光の開通工事費は以下。
戸建タイプの工事費 | |||||
---|---|---|---|---|---|
一括払い の場合 | 分割払いの場合 (1回あたりの支払額) | ||||
12回 | 24回 | 36回 | 48回 | 60回 | |
19,800円 | 1,650円 | 825円 | 550円 | 412円 | 330円 |
「集合住宅」のドコモ光の開通工事費は以下。
マンションタイプの工事費 | |||||
---|---|---|---|---|---|
一括払い の場合 | 分割払いの場合 (1回あたりの支払額) | ||||
12回 | 24回 | 36回 | 48回 | 60回 | |
16,500円 | 1,375円 | 687円 | 458円 | 343円 | 275円 |
分割支払い期間中に「ドコモ光」を解約された場合、解約日の翌月に残債を一括でご請求いたします。
出典:工事料分割払い

➡ドコモ光の工事費無料キャンペーン終了は?いつまで無料なの?
完全版!ドコモ光からNURO光へ乗り換える方法
上記では、ドコモ光からNURO光へ乗り換える理由、そして乗り換えに関して知っておくべき注意点をご紹介しました。これらを理解した上でドコモ光からNURO光へ乗り換える方法を以下でご紹介したいと思います。
ドコモ光からNURO光への乗り換えの大まかな流れは以下です。
- ドコモ光へ解約金と工事残債を確認する
- NURO光公式キャンペーンページで契約申込をする
- 契約成立後に開通工事の打ち合わせ
- 開通工事を実施する(2回)
- NURO光の開通工事後に設定
- ドコモ光の解約
それでは下記で詳しく乗り換え方法・流れをご紹介していきます。
Step1. ドコモ光へ解約金と工事残債を確認する
NURO光へ乗り換えるという事は契約しているドコモ光を解約する手続きも必要です。上記の乗り換えの注意点でもご紹介しましたが、ドコモ光の解約には「解約金」や「工事費残債」などの支払いが必要となる場合があります。
NURO光へ乗り換えが完了して、いざ「ドコモ光を解約しよう!」とした際に「解約金」や「工事費残債」の支払いを求められると驚きますよね…。

そこで、NURO光へ乗り換えの手続きを始める前に、ドコモ光へ解約した際の「解約金」はいくらになるのか、そして「工事費残債」はあるのかを事前に問い合わせしておきましょう。

Step2. 公式キャンペーンページで契約申込をする
ドコモ光から乗り換え先となるNURO光の新規契約の申し込みを行います。
NURO光は様々な所で契約申込が可能ですが、公式サイトではシークレットにキャンペーンページが用意されており、そのキャンペーンページからNURO光を申し込むとキャッシュバックがあります。

上記の公式キャンペーンサイトで「NURO光 G2Vプラン」を申し込みして契約が成立すると、45,000円のキャッシュバックが貰えるのでお得に契約可能です。
その他、NURO光のキャンペーンについての詳細は以下の関連記事にて詳しくご紹介しておりますので、参考にしてみてください。
Step3. 契約成立後に開通工事の打ち合わせ
ドコモ光から乗り換え先となるNURO光へ契約の申し込みをすると、早くて申し込みの即日にNURO光の担当者から電話があります。

NURO光の担当者から名前や住所などの申し込み内容に間違いないかの確認が電話で行われます。その後、NURO光で利用する「光回線」を自宅へ引き込む開通工事の日程なども打ち合わせがあります。
ちなみに、電話確認や開通工事の日時が決定し契約が成立すると、NURO光を提供するソネットから書類が自宅へ郵送されてきます。

ソネットから郵送されてくる書類は、NURO光の設定や契約内容の確認など、今後必要となる重要な書類ですので郵送されてきたら大切に保管しておきましょう。

Step4. 開通工事を実施する(2回)
上記Step3.で打ち合わせた日時にNURO光で利用する「光回線」を自宅へ引き込む開通工事が実施されます。NURO光の開通工事は以下の2回に分けて実施されます。
- 宅内工事
- 屋外工事
NURO光ではまず「宅内工事」が行われます。名前の通り自宅内で実施される工事です。

NURO光の「宅内工事」は3ステップです。まず、自宅の外壁に「光キャビネット」と呼ばれる装置を設置します。そして、設置した「光キャビネット」からケーブルを宅内へ引き込みます。その後、「ONU」と呼ばれる機器を設置してケーブルと接続すれば宅内工事は終了です。
「宅内工事」終了日から約10日後に今度は「屋外工事」が実施されます。(宅内工事と屋外工事は別の日に実施されます。)

「屋外工事」は、近くの電柱からNURO光で利用する「光回線」を宅内工事の際に外壁に設置された「光キャビネット」へ接続し繋げます。
これでNURO光の開通工事は終了です。

Step5. NURO光の開通工事後に設定
NURO光の開通工事が終了すると、今度は契約者自身でパソコンなどを使ってインターネットに接続する為の設定を行います。

NURO光でインターネットに接続する為の設定です。設定には郵送されてきた書類に記載のIDやパスワードが必要です。もし、設定に不安がある人はNURO光へ問い合わせるとオペレーターが対応してくれます。
設定が終了後、無事にインターネットに接続出来ればNURO光の開通は終了です。
Step6. ドコモ光の解約
無事にNURO光が開通したら、ドコモ光の解約手続きを行いましょう。

無難なのはNURO光が開通した後にドコモ光の解約手続きをする事です。しかし、ドコモ光では解約手続きをした月の翌月末まで解約日の予約が可能です。
詳しいドコモ光の解約方法など解約関連の内容については下記の関連記事にてご確認ください。
➡ドコモ光の解約方法はこちら!気になる解約金や工事、電話予約、解約新規について
まとめ
この記事ではドコモ光を契約者向けに、ソネットが提供するNURO光への契約乗り換えに関する情報をまとめてご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
ドコモ光からNURO光へ乗り換える理由として多いのは速度が速い点とスマホ契約がソフトバンクでおうち割光セットを適用できる点です。ドコモ光からNURO光への乗り換えには今回ご紹介した注意点を頭に入れて手続きしてみてください。ドコモ光を先に解約してしまうとインターネットに接続できない期間が出来るので、NURO光の新規契約をして開通工事が終了したタイミングか、開通日が確定した時点でドコモ光の解約手続きをするようにしましょう。
NURO光では公式サイトのシークレットページで契約申込をすると45,000円のキャッシュバックがありますのでおすすめです。
「トクハヤネット」監修者の長井です。
この記事では、ドコモ光からNURO光へなぜ乗り換えようと思っている人がいるのかの理由や乗り換えの際の注意点、そして具体的な乗り換え方法などをご紹介したいと思います。